「タイ料理」というと、トムヤムクン、グリーンカレー、ソムタム(パパイヤサラダ)など辛いイメージがあると思います。しかし基本的にタイ人は調味料でとうがらしや辛子などを足して自分好みの味に調整するので、元々辛くない料理もたくさんあります。
今回は屋台やフードコートなどどこでも簡単に食べれる、辛くないおすすめのタイ料理を6つご紹介したいと思います。
パッタイ ผัดไทย
有名なタイ料理の一つ。タイ風の焼きそばでタイ屋台の定番料理。日本人はもちろん、外国人観光客にも人気のメニュー。米麺をもやし、ニラ、ピーナッツ、揚げ豆腐、干しエビなどと一緒に炒めます。もっちりとした麺と野菜のシャキシャキ感が美味しいー!私はライムで酸味をつけます。
カオマンガイ ข้าวมันไก่
鶏肉のゆで汁で炊いたご飯の上に、カットした茹で鶏肉を乗せたタイのチキンライス。有名なタイ料理の一つです。通常、鶏のスープと一緒に提供されます。また、甘辛いタレがついており、鶏とご飯を食べるときにかけていただきますが、お好み次第です。カオマンガイは蒸し鶏ですが、揚げた鶏肉を使った「カオマンガイトート(ข้าวมันไก่ทอด)」もあります。カオマンガイトートの場合は、スイートチリソースと食べるのがおすすめです。
パッスィイウ ผัดซีอิ๊ว
麺、豚肉、卵、カイラン菜を醤油、ナンプラー、オイスターソースなどで炒めたタイ料理。一言でいうと、タイの焼うどんです。見た目は全体的に茶色で地味ですが、コクのある味でとても美味しいです。通常、麺はセンヤイ(極太の生米粉麺)ですが、センミー(極細麺)でも美味しいです!お好みで酢や胡椒、唐辛子などを足して食べると、また味が変わって絶品です。
ラートナー ราดหน้า
タイ風あんかけ麺。あまりメジャーな料理ではないので、他の有名なタイ料理と比べて知らない方も多いかもしれませんが、クセがなく、全く辛くないので、辛いのが苦手な方や子供も安心して食べることができます。パクチーも入らないので、パクチー嫌いな方は安心してOKです。肉は基本的に豚肉で、麺は、センヤイ(極太の生米粉麺)、センミー(極細麺)、ミークローップ(揚げ硬麺)から選べます。
カオパット ข้าวผัด
タイ風チャーハンで、カオが「お米」、パットが「炒める」という意味です。お米を玉ねぎや長ネギ、カイラン菜、卵などと炒めます。カオパットクン(海老チャーハン)、カオパットムー(豚肉チャーハン)、カオパットプー(蟹チャーハン)などいろいろあります。炒められたパサパサのタイ米が美味しいー!
クイッティオナームサイ ก๋วยเตี๋ยวน้ำใส
タイ風のラーメンです。ナームサイは「透明なスープ」という意味なので、辛くない、最も基本の醤油スープです。麺は、センヤイ(極太の生米粉麺)、センミー(極細麺)、センレック(中麺)、バミー(日本のラーメンとほぼ同じ)、ウンセン(春雨)から選ぶことができます。具材は、豚肉、ほぐした鶏肉、ルークチン(つみれ)など。
いかがでしたでしょうか。
気になったメニューはありましたか?
辛くないタイ料理は他にもまだまだたくさんありますが、タイ料理初心者でも安心して食べやすい定番メニューを厳選してみました。やっぱり本場の味が一番です!
タイが好きだけど辛いのが苦手な方の参考になれば嬉しいです。
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